H30.6.12 理事 村瀬
法人としてガイヘル事業に乗り出す土壌ができた。ヘルパー養成研修が動きだし、さらにGH利用者の土日休日の企画プロを開発して仲間との暮らしの楽しさ豊かさを味わえるようにと願っている。
-
ガイヘルを活用すると・・・
6月企画プロは、7人の参加者を得て3人のヘルパーで運営した。9:30頃から各自の迎えをはじめ、3:00頃に送りが終了する5~6時間ほどのガイヘル利用であった。
日野市では月30時間の利用が認められているから、今後は月4日位、仲間との暮らしに使い、そのほかに個々の用向きに使う生活になったら暮らしやすさが増すと思う。
-
“自律心に出会う”
分担して食材やゲーム関連の買い出し、3人で行く予定がもう一人「行きたい」とのこと。置いて行かれそうでちょっと怒っていましたが、スーパーに着くと「朝日新聞なし、東京新聞なし、読売新聞ある」と繰り返す。何のことやらと思いながらオーム返しをする中で、気持ちがすっきり切り替わって店内に。自分のおまじないで気持ちを立て直していた。こんな自律心に出会ってAさんの大人の姿をまた発見した思いである。
-
私作る人、私食べる人
普段は勢い母親任せになることが多いのだろうが、企画プロは「自分らしく参加する」がテーマ。ピクニックのシートもビニール袋に自分の印を描いて、おにぎりも鮭、昆布、梅3個作り、具を詰めて、のりを巻き、ラップで包んで、食べる頃合いには結構落ち着いて食べやすい形になっている。ゆで卵をむいて、バイキングよろしくウインナー、ミニトマト、ブドウなどもタッパーに詰め込んで、包んで手提げに入れて出発。
おみくじおやつでは、桜の木のおみくじをほどいて、当たりおやつをいただくのだが、3~5個のセットもの、当人が2つ取り、残りは仲間におすそ分け。《いただいて、分けて》そんなやり取りが自然にできる仕組みのおやつでした。
-
初物でぜいたくに
1,000円会費で少し予算オーバーになったものの、木陰で初めてのスイカわり、小玉スイカ一つでしたが・・・。1回で割れないようにスポンジの木刀で「えい、やー!」、けっこう当たるが大丈夫、みんなで2回ずつ、そして切り分けて、お代わりをして、みずみずしい初スイカをほおばってきました。
-
もう一工夫、もうひと踏ん張り 軌道に乗せて
おにぎり作り、ピクニックでたちまちの5時間であった。帰り際「来月もやるの?」と楽しさの余韻が残っていることをコトバにしてくれる方が何人も。運営側の課題はいろいろ。ヘルパー養成に力を入れて。「また来たい」余韻の残るプロ展開の工夫を。それぞれの過ごし方に応える企画プロのコース作りも。