バード・ウォッチング NO42 イルミネーションを楽しんできました

理事 村瀬

立川、昭和記念公園-昼過ぎて風が止み、寒さの底との予報であったが、夜のそぞろ歩きを楽しめるコンデションになった。イルミネーションの色彩の変化、不思議な奥行き、引き付けられる迫力でした。

  • ガイヘル-利用者負担について

 交通費、入場料等は利用者にヘルパー分を負担していただくことになっている。飲食関係はヘルパーも自分持ちである。またガイヘルは、車が使いにくい制度だが、送迎にヘルパーではなく、ボラさんの応援を得られたのを機に有償ボラとしてお願いすることにした。今回の会費300円は、帰宅時の豊田から青い鳥までのタクシー代として見込み、青い鳥から自宅までは有償ボラでお願いをしている。制度の使いこなしと、また時間との折り合いとで変則的な進め方になっている。

  • みんな大人だなぁ

 イルミネーションディナー、1000円+α程度のメニュだがローストチキンが人気、食後のビール、コーヒーを合わせて1500円前後のご馳走になった。美味そうにビールをゴクゴク、飲みっぷりがいい。コーヒーの白濁した細かい泡の粒、食後の一杯である。赤ワインのお裾分け、一口、二口、三口、躊躇なく、いける口になりそう。それぞれにちょっと大人っぽい、素敵なディナーでした。

 一方で、オーダーの仕組みに戸惑った。食券を購入すると連動してオーダーが入り、カウンターの大画面に番号が表示されたら取りに行く方式。入り口の写真メニューが頼り、なかなか決められないと「お先していいですか」と、また“どうぞ、お先に”に「私も選びますから、どうぞ」と気持ちのいい譲り合いもクリスマスを前にした心のゆとりと感じた。社会参加に伴う周りの方々との橋渡しもヘルパーの大きな仕事である。

  • こんなに喜んでくれるなら・・・

 饒舌-公園までの道々もアンパンマンの歌やら、明かり見えてくると「ずっとここで遊んじゃおうよ」と、焚き火やテントにすっとあたり入る、大きなキャンドルの光を前にしてハッピーバースディを歌いだす。若いころは乗りがよくパフォーマーだったとのこと、その片鱗を見せてくれた。

 律儀-「お話がある。チラシをもらってもいいか」と“駅と公園で3枚ずつもらおうか”で「そうする」と了解しての出発。“公園ガイドのいいチラシがある”こと伝えておいたが、レストランの席に着くと「はい」と1枚プレゼントしてくれた。行きの駅で、帰りの駅で皆に遅れないように急いで取ってくる。行きも帰りもだが「駅で」の了解に納得である。

 少し甘えて-イルミネーションは大人びた雰囲気である。何となく異性に寄り添いたくなる気持ちも、今日は甘え方が上手だなと感じながら。腕を組み、手を取り階段をエスコートする。

  • ガイヘルは大事な支えになっている

 ガイヘルは安心を注ぐもの、楽しさを共にすることところに目的がある。それぞれの思いを受け止めて実現する機会となり、この土壌が《私は私でいいのだ》との自己肯定感を根付かせていくのだ、と感じる。

今日の思い出の1枚、ガイヘルでは「あおいとり~」でパチリ撮影、夜景の中に火照った顔が浮かんでいました。さて、来月は…。

バード・ウォチングNO41  楽しみ方を考える―休日の活用・誕生会

理事 村瀬

 月1の希望者を募ったお楽しみプロも定着し始めて利用者も応援者も少し広がり、加えて利用者からの要望も多彩になってきた。力量不足で応えきれないが…。今月は先月からの要望を受けて誕生会。行事を通じての再発見をまとめた。

  • 自己紹介―どっちが好き?

 新たな方が3名、クジ引きでAとB、どっちが好き?に応えてもらう趣向でみんなの自己紹介。シンプルな二択、簡単なことの良さは、彼らにとって自分の思いを決めやすいところ。同様な事で〇×クイズも分かりやすいシンプルさが盛り上がる。物知り具合や機転を求めるのではなく、分かっているからこそ応える面白さを得られるのだから。ゾウよりもパンダを選んだ人、シャンシャンにつながる話題を一言添えることで場が生き生きする。余韻を残す一工夫が加味された。

  • 誕生ポスター作り

 プログラムの1つとして「おめでとう」の5文字と誕生者の名前7文字を1文字毎とのカードを作り、ポスターを完成することにした。「おめでとう」はリーダー格の方が文字順を整えてくれた。お名前の方は、できた順にどんどん貼り付けたのでヘンテコな名前になり、読み上げると大笑い、彼らの巧まずして生み出されるユーモアで楽しいひと時になった。分かる力の発揮で整っていくことも良いし、分からないことから生まれるユーモアもこれまた楽しい。柔軟な見方で展開してゆくと新しい発見が生まれた。

  • 昼食おにぎりづくり、バースディケーキづくりも

 難しいことは気持ちよく応援する姿勢が伝わると、できることを自分ですることの楽しさが味わえる。いびつな形になったり、思わぬ具が入るおにぎりも、まだら模様のクリーム塗りも、凸凹のバナナのケーキサンドも、少しお手伝いしながらなんとかできたり、自信無げな事もおいしかった結果経験が功を奏して、熟してくる時期が来るように感じている。“どうしよう”と手をこまねいていたり、うまくいかないことさえも面白がってくれる人の中でお楽しみプロが社会参加として成り立っていく。

  • 失礼したことも

 おにぎりづくりのご案内に特にご要望もなかったので気づかなかったが、食べられるものが狭く「おしまい」と拒否されてしまい、調理の段で端に引っ込まれてしまった。そういえば、いつもお弁当を持ってきている仲間のお一人だと思い出したが、もう少し家庭との連携に気を付けておけばと反省した。苦手な事を改善することはお楽しみプロの目的ではない。楽しく過ごすことでチャレンジする土壌が生まれてくるとよいと願っている。

  • 親亡き後の休日

 GHの仲間が休日帰省して、残るのは親亡き後の立場になった方々、これから増えていくのは自然の成り行き。前日の夜、GHにお邪魔すると、案内状のプログラムを次々に口にして、楽しみにしていることが伺えた。いつもより人気の少ないだけに、はしゃぎ方に寂しさを感じた。自分で出かけることが難しい方にとって、顔なじみと出会うことの楽しみ、いつもと違う過ごしの場は社会参加の姿であり、彼らの要望を受けながら企画をすること意味の大きさと感じた。

 

バード・ウォチングNO40 自分が大事、職員が大事」を優先するなんて…….

H30.11.20 SV村瀬節子

  • 「やめたところに戻るのはおかしい」と思うAさん

2年間、他の日中活動を利用していたAさんが9月からあおいとり日野を再利用することになりました。通えなくなった3か月ほど、話し合いを重ね、自分から「もどる」と決めたのだが、再スタート1か月余りは、「やっぱり、あおいとりはイヤ、行きたくない!」と折々に愚痴っぽくなっていました。

グループホームに戻ってからもあおいとりの仲間への批判が頻繁に出て、他の利用者との関係もぎくしゃくしたものでした。グループホームの雰囲気も険悪になり、世話人さんも手を焼く状態でした。その様子から日中と連携し、まずは世話人を支えることを積極的に進めなければと思うほどでした。

  • Aさんの気持ちを確かめるはずが….

そこで、相談室でAさんに寄り添う接点を見つけるための面談をしました。でも、私の気持ちの中に、「あおいとりには自分で行くと言ったのに、また行きたくないなんて、なぜ、……」「Aさんは身勝手、間違っている」とも思っていたのでしょう。

また、通所できなくなった3か月余の間、あれこれと労をいとわずに支えてくれた世話人さんのご苦労や心情にも思いがいっていたのでしょう。この時には、Aさんの揺れ動き、葛藤している気持には着目できず、目に余り言動に振り回されていたのでしょう。

この面談は、話し合って理解させることに力点が置かれてしまったのです。Aさんの立場になって、肯定的に話を聞く視点が欠落していたのです。ただただ「あんなに約束したのに、こんなにクルクル言うことが変わってしまうなんって…」とこの思いでいっぱいでした。案の定、私の姿勢はAさんを理屈で説得し、責めてしまっていました。どうしてこんな事態になったのか、「Aさんは、私が言うことなら聞いてくれる、分かってくれる」というおごりや傲慢さからでしょうか。自分を振り返るゆとりがなかったようです。

  • Aさんの気持ちに寄り添うこと

私の口調の強さが漏れ聞こえたようで、理事が「ちょっといいですか」と加わって下さいました。まず、開口一番「あなたの笑顔はいいですね」すると、Aさんの表情が和らぎました。次に「あなたは、とてもやさしい人だと思っているんですよ」と、またAさんはにっこり笑顔に。そして、「いろいろ大変でしたね。よく頑張っていますね。今、何が一番大変ですか?」と問いかけられました。

そこで、Aさんの気持ちは少しずつほぐれたようで、「あおいとりは、うるさい、やかましい」と朝の場面や昼休み、帰りの場面等が気になっている様で素直な口調で伝えてくれました。「大変なことがあるのに頑張っているね。応援しますね」「職員と相談して金曜日までに、どう応援するかは伝えるね」と具体的に本人が不快と感じている場面の過ごし方を金曜日までに考えて、伝えることを約束し、終わりました。

  • 《あなたが大事》が支援の基本

このやり取りを聞いていて、ようやく私は、自己肯定感の少ないAさんに、あるべき論で追い込んでしまったことに気付かされました。私の姿勢が、より頑なに、そして、素直になれず反発するしかない情況を作っていたのだということに。

反対に、理事のやり取りはとてもシンプルで、ただただ肯定的に、認める、大変さを共感する等など《あなたが大事》のメッセージでした。このメッセージをたくさんもらって元気になっていくAさんでした。この姿を目のあたりにして自分の未熟さとともに失礼な事態に陥らないことを強く反省しました。

バード・ウォチング NO39 バザー、大きな節目になりました

日野青い鳥福祉会 理事 村瀬

 

 11月4日(日)、パラパラ降り始め、11時には品物が濡れないようにテント内に取り込みが始まったり…、昨年の雨のバザーに引き続いて、ちょっと心配させられたもののなんとか持ち直して、バザーを終了することができました。お客様、ご近所の皆様、親の会会員、法人職員、関係者の皆様のお力を合わせて無事に、また楽し気なバザーになり、うれしく感じております。ありがとうございました。

 

  • 「いらっしゃいませ」―「ありがとうございました」(販売活動から)

 青い鳥バザーはともかく品数が豊富。リサイクルショップを経営していることで出張販売の売り出し感だけでなく、新品の多さも特徴。所狭しと物、モノ、もの。そして評判の焼きそばの旨さ、手際の良さは一見もの。味のしみ込んだ定番の“玉コン”を一緒に食べました。青い鳥パン+クッキー+飲み物+手作り作品とテントが連なって賑やかな店構えになっていました。露店の植木・野菜コーナー、「こんなにいっぱいの柿」と心配するほどでしたが食べ方の講釈と気のいいおまけで柿人気は大したもの。

 終わっての成果も天気が持っただけに好成績の一日でした。

  • 応援して、笑って、歓声が続いて(利用者イベントから)

 バザーの一角にイベントスペースを設けて、利用者の暮らしぶり、楽しみ方の一端を一緒に楽しむことにしました。

・その1 トイレットペーパー積み-バランスが難しい、手が離せなくなったり、積むことに一生懸命で2棟立てになったり、崩れて急いで積み直したり…。タイムアウトで「手を離して~」〝でも崩れちゃう″、手を離してお腹で支えたり・・・。ルールはともかく仲間の応援を受けて主体的に楽しむ姿がそこかしこに、この姿が元気の素。

・その2 ボッチャ-パラスポーツとして浸透、得点領域にボールを投げ込むゲーム。ボールがコントロールできずオーバーランしがち、1球ごとにみんなの声援を受けて、思わぬ転がり方に歓声が上がり楽しい雰囲気を生み出してくれました。

 各ゲームともお客様、ボラさん、家族、職員の参加を募りながら、笑いと歓声と拍手で一体感のある時間になりました。エンディングのジェンカもステップはなんのその肩つなぎでご家族を巻き込みながらバザー会場を一巡り、結構楽しくくたびれました。フェンスを飾った利用者絵画も折々に話題になっていました。

 

  • お買い物と楽しさと

 啓蒙活動と販売活動に加えて、利用者の暮らしぶりのご披露も加味されて、実際の姿に触れる機会を提供できた。これは地域社会の根の張り方の1つとして格好の催しであったと実感している。

 何はともあれ、11月の日暮れは早い、てきぱきと撤去やら、片付け、会場掃除と気持ちの良い清々しさになりました。お疲れさまでした。

バード・ウォチング NO38 皆で花火大会

H30.8.31 理事 村瀬

暑い日でした。午後から希望者が9名集まって、ヘルパーデビューの二人と合わせて14名で行ってきました。

  • 気持ちを盛り上げて

 45Lのビニール袋に絵を描いてマイシートづくり。楽しい絵がいっぱい、花火を期待してカラフルな大きな花火も。形が取れず絵が苦手な方も「ボクの印はマルがいい」と団子のような丸印をカラフルに塗り込んで「まんじゅう!」と傑作ができ、早速写真に収めて。十八番のトラックや魚を描かれる方も丁寧な塗り込みの完成品。帰りにはお土産になりました。

 「ドンーと鳴った花火はキレイだな」に倣って風船飛ばし。ふくらますのは大変、でも真剣な力の入れよう、それでも難しい。指でしっかり押さえて合図に合わせて「そーれー!」、ピーと笛の鳴る風船は滞空時間も長く思い出のお土産、「私の赤は?」と入り混じった風船から自分のものを見つけ出していました。

  • 飲んで、食べて、お裾分けに取り替えっこも

 まずスーパーへ。夜店は並び切れないので予め夕飯、飲み物をお小遣いで買うことに。前日から「ビール、いいの?」と外で飲むビールを期待しているAさん、真っ先にビールコーナーへ。それを見てBさん、「ビール、買う!」と仲間の姿に魅かれたのでしょう。ノンアルを勧めて「口が沁みるね」と苦そうな顔つき、頑張って半分ほど、「あげる」と渡してきました。

 カツ弁、「食べたい?」と一切れお裾分けを頂いたところで、「好きなの?」とお稲荷さんが欲しい感触、そこで取り替えっこになったり。開放感の場は、やり取りも多彩になってきます。

  • 花火のカウントダウンが始まる

 あれ?始まらない?!「元気に、もう一度、アンコール・カウント」で周りの方々と唱和するように大きな声。地元の小さな大会とはいえ、大空に花開く迫力は「オー!オー!!と歓声の連続。「60歳で、初めて」と感激な面持ちの方。キョロキョロしていても、音と伴に火花が弾けるとすぐさま拍手をする方。

 すごい人出の中、混雑を避けて終わる前に予約のタクシーで帰路につきました。タクシーから見える花火、青い鳥について垣間見える花火、大満足の余韻の残る帰路でした。翌日の出会いの第一声が「花火、すごかったね!」と笑顔をいただきました。

  • 暑かった、「夏の花火大会だもの、暑いよ」そうだよね

 途中、キャンディが運ばれて1本、2本、そして「余ってるよ」で3本目に手を出す方、いいよね。地元ならではの知り合いの方に出会ったり、非番の職員に出会ったり、思わぬ彩もありました。目印の光るブレスレッド、加えて「奥の出店」で買ったキラキラハートのネックレス、いつもと違う思い出のお土産も増えました。きっと、うまく表現できないだけに、お土産が大事になるのでしょうね。楽しかったことは伝えたいものね。

 暑くて夜涼みにはならなかったけど、帰って、シャワーを浴びて、冷たい麦茶をいただいて、花火の余韻に浸りながら・・・、オヤスミナサイ。

バードウォッチング NO37 私の実践―受け止めることから始めて

H.30.8.1  上田主任 初村 啓義

○環境調整の一手を経て

 Tさんは数年前より情緒的な不安定さが見られるようになり、昨年度より小グループで活動をする作業所へ移りました。少人数で刺激も少なく、とても落ち着いた環境ですが、周囲のちょっとした会話や視線に誘発されて大声で反発したり、イレギュラーな人の存在やちょっとした物音までもが彼にとっては刺激となり、手が出たり、足が出たり、グズグズ切り替われなかったり・・・、不安の背景が気になりました。

 そこで行ってきたのが個別対応。初めのころは食事をしている時間以外はほとんど外へ出ている、そんな状況でしたが、徐々に皆と過ごせる時間も増え、現在では誕生会や創作活動など、だいぶ仲間と折り合って穏やかに参加できるようになりました。

○甘えや我がままも受け止めながら

 いつもの公園清掃、真夏のこの日、私は伸び放題の笹の葉や雑草、落ち葉と格闘するように忙しく作業をしていましたが、Tさんは頻繁に「お腹痛い・・・、頭痛い・・・。」と私を呼びアピールします。普段通り「痛いの痛いの、飛んでいけ!」と対応し、額に汗が垂れてくれば「汗、あせ・・・。」と呼ばれ「汗拭こうね。」と自分のハンカチでないとダメなので、彼のポケットからいつものハンカチで汗を拭きます。蚊が近づけば「かゆい、かゆい~!!!」と呼ばれ「か~い・かい・かい♪」と怪物君の歌に合わせ掻いてあげる、これでニコッと切り替われる。といった感じで、甘えやらアピールやら、子供っぽさを出して来るようになってきたところです。暑い中の作業、何とかこの日も彼の出す要求に応えながら無事終えることが出来ました。

○甘えられる関係から安心を得る

 彼のこの一年を振り返ると、小柄で幼さがあるとはいえ30代の青年がオンブ、ダッコを求めてきたり、私への甘えがはっきり出てきた。甘えられる人、受けてくれる人として『人』の意味が実感できたようです。私たちが大事にしてきたことはまさにそこで、人との関りの中から安心感を注ぎ込むことでした。紆余曲折ありながらでしたが、「あなたが大事」を軸にした手応えです。

 「私がいるから大丈夫!」とドッシリ受け止める、そんな心持ちで彼と関わっています。とはいえ私も未熟なので、そこには忍耐力も問われますし、支援者としての度量が試されていると自戒しながらの日々でした。

○不安の背景について

 この甘えの強さはなぜ?と思いつつも、私への依存をテコに折り合う姿が導き出されたところです。人に支えられて人との出会いの安心感を得てきたのでしょう。今までこの点に行き違いがあったのかも知れません。祖父が亡くなったことを受け止められなかったり、移動があったり、本人にとって思わぬ形で人的環境が変わってきた現実もあり、納得づくの暮らしの大切さ、デリケートな心情や知的障害の生きづらさの根っこも感じたところです。

 障害により分からなさから不安や緊張を抱える生活になる。その分、肌理の細かな配慮ができたらと改めて思う。

バード・ウォチング NO36 こんな7月パーティでした

H30.7.24 事理 村瀬

  • 麦茶をいただいて、カルピスもお代わりをして…

 2度目の企画プロ、10名参加、4人ヘルパーで10:00には顔合わせ、まず冷たい麦茶をいただいて、今日作るものを話題にイメージづくりをしながらお仲間を紹介。10:30送迎グループで食材買い出し、ゲーム買い出しへ。車での買い物とはいえ、この暑さ、カルピス類のお代わりもいただいて、11:30ホットプレート料理の始まりです。

 

  • “作る食べる”は こんな進み具合です

 できることは自分で、難しいなぁと感じていることは気持ちよく応援して、作って食べる体験パーティでした。求めすぎず、手をかけすぎず、丁度の加減を推し測って、「ボクにもできる料理」企画です。プレートの手前が自分のエリア、載せて、並べて、ひっくり返して、醤油をつけて…、結構このくらいは皆さんやり慣れている感じで上手なもの、仲間と一緒の雰囲気がいい張り合いになって、いつもよりやる気になっている風に感じました。

 厚揚げやはんぺんにフォークで穴を開け、火が通りやすく、醤油が沁みやすくして、フライ返しのひっくり返しも上手なもの。目玉焼きの卵割りもお椀の縁でコツコツとヒビを入れて黄身を割らずに・・・。心配していたのですが「できたよ!」の声、「もう一つ割ってあげた」とヘルパー分の手伝いも。

おにぎりづくりは6月プロでもやったこと。ラップを使うことで形が整いました。具が出てしまい、ご飯を加えていつの間にか思った以上の大きいおにぎりもご愛嬌でした。醤油もいい香りがしてくるから気持ちが乗って丁寧に、香りの手ごたえは真剣さを生み出します。

 

  • ゲームは予定変更で、おやつの“作って食べる”になりました

 作って食べる体験は面白がっているうちに時間が過ぎて、急きょ変更に・・・。片づけ、休憩の合間に変装「私は誰でしょう?」のさわりを。5面5人、自分で鏡を見てちょっと気に入っているようです。片づけヘルパーにお面顔で出向いたり、なんとなく性に合うお面があるようで、みんなが驚いたり、笑ったり、はしゃいだり、そんな風に見られている自分にも意外と満足げでした。

 さて、かき氷、お皿にチョッと盛りでお代わりして、自分の分は自分でするのが自然で、やってくれるのを待つ姿がない。いい感じです。スイカ割りもいつ自分の番かと待っている様子で、またヘルパーにもやって欲しいとのリクエストが出て、みんなでやることの楽しさを味わっていました。

 

  • さて、8月パーティは夕涼み

 日程が決まったらご案内します。昼過ぎから夕刻までになりますから、参加しづらい方もいると思います。何はともあれ、夏ならではの夕涼みになります。どうぞ、お楽しみに!!