バード・ウォチング No19 雨のバザー、なンのこれしきの事

H29.10.16 理事 村瀬

覚えていますか?10月15日(日)、一昨日まで夏日でしたが、20度に届かない11月の気候。予報通り朝から弱い雨、1~2ミリと傘がやっぱり必要という程度だが降り続いて・・。

  • 雨のバザー、予定通り

 「これは無理」と腹を決めて出勤。しかし、親の会の皆さんは、勢いが違う。まったく迷いを見せず「予定通りでいいですね」「会場、確認してきました」と〝雨が怖くて親の会などしてられない″という初心貫徹の迫力である。                      

 雨の中、どんどん動く、予定時刻を前に準備が済み、勢い勝ちの様相で、時間前にお客様が入り、売り出しを始める。その後もぽつぽつ、いやいやそこそこに、そして「世の中捨てたものではない」と感じさせる応援をいただける状況になってきた。ご近所、利用者や職員の家族・縁戚また常連の方、そして嬉しい少し遠方からのお客様もいらして勇気づけられる出会いになった。

  • 各コーナーのお客様の楽しみ方

 駐車場利用車両は比較的少なく、会場前で家族を下ろして、帰り迎えの態勢であったり、自転車はほとんどなく、来客数は落ちているが、それでもそこそこの繁盛であった。新品のコーナーは開始から終わりまで、リサイクルコーナーは程なくして人が集まり始め、100円衣類はいつでも上から下からひっくり返しながら、2コーナーの宝探し状態が続いた。パン販売、お弁当類は堅調、焼きそばや玉コンの温かさをよろこんでくださって、また飲食コーナーはテント内に何とか席を確保して食事時にご利用いただき、利用者手作り品も見ていただきながらのひと時であった。根(値)引きの植木屋談義に花が咲き、独自のコーナーになっていた。

  • 利用者のお楽しみ文化も洗練されて

 バザー会場の一角で家族、来客を交えて青い鳥利用者のお楽しみ文化としてご披露するプログラムを用意したが…。「狭いながらも楽しい我が家」で室内の内部行事に変更した。仲間の応援を得ながらの朝の体操、早飲みやテッシュ箱の積み上げなどのゲーム、また個々で挑戦するジャンケンやクジ引きも利用者向けの楽しい行事仕立てで過ごした。そして2時前から利用者向きの品揃えの配慮もすすめられ、職員や親御さんと傘を並べて・・・。

  • いいころ合いでバザー仕舞い

 さて、何とか雨のバザーも終い支度になるが、男衆の力仕事は大したもの、たちまち夢の址、ご近所のあいさつも済ませて、後片付けの最後の後片付けも終えて…。ご苦労様でした。「雨にも負けず…」健闘したバザー、地域の小さな親の会、法人の一大イベントである。いろいろな見方があろうが、地道な組織だからこそのエネルギ―であり、こうした取り組みから立場持ち場の担い方が洗練されてくる、実践力が養われてくることも実感する。条件の悪さが何のその、自前だけではできなくても周りの応援をいただきながらこなしていく、また勝てない天気にも負けないでやりきる意思、こんなやり方もいいじゃないか、それぞれが責任を果たして一日が終わった。

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