*「でこぼこみち」連載の意図
ご愛読、ありがとうございます。
身近に障害との接点を抱きながら、「さぁ、どうしよう」の連続の中でも前を向いて一歩踏み出そうとしているご本人・家族に出会っている職場です。私ごとではないが、他人事でもない、身近な仲間ごとであり、気になることを率直にためせる社会になったらと願う
1、障害を持つ方と共に暮らすことで、端的に気づくもの、振り返るとうなづけることの輪郭が掴めてくるのでしょう
日々の出会いが、
障害を持つ我が子の育てに
生活支援をする自らの土壌として
人生を一生懸命に生きる者として
励みになるであろうと思う
2、連載の過程でいろいろな側面に立ち入りながらでこぼこ道と同時に、行き詰まりも隘路も見知らぬ道にも入り込んでいることにも気づかされるのでしょう
誰でも歩む道は、
思わぬ出会いに左右されています
その出会いを受けとめる生き方が次の展開を左右するものです
いつでも「今、ここから」がポイントになる姿勢の生き方です
そのポイントの心づもりを作る機会としての連載でもあるのでしょう
笠原駒子
☆実家との関係
元夫には、子育てが相当難しいようだ。
働きながら、夫がいるのに夫に頼ることができず子育てすることが、私はとてもつらい。そう言って、実家の両親に頼ったらよかったのかもしれません。でも、元夫が、私の両親から、ダメな父親、ダメな夫という目で見られたらかわいそうだと思い、頼ることも、愚痴を言うことも、一切できませんでした。我が子の配偶者に厳しい目を向けがちなのが、親というものだと思います。
私の両親は、結婚してすぐ「〇〇士になる」と言い出して仕事を辞めてしまった元夫のことを、あまりよく思っていませんでした。元夫が資格取得に近づいていくにつれ、私の両親の彼に対する気持ちも、やっと、柔らかくなっているところだったし、これ以上両親に余計な心配をかけずに遣り繰りしていく算段をつけてきたいと思っていました。
★子育ての大変さ 前回の連載⑨では、元夫の子育てもままならず、一人で担う現実を突きつけられた感。さらに経済的な点も含めて辛い状況になって…。そして、今回⑩では、結婚して実家との和やかな関係を念頭にどこまで実家の応援を求めるべきか悩ましいこと、何とか頑張れれば…、と思う気持ちも察せられる。
ともかくも乗り越えて今があるのですから、母親の強さ、踏ん張りだったのでしょう。