2024-01-01から1年間の記事一覧

バードウォチング No.102 法人の守備範囲を広げる

2024.11.12 顧問 村瀬 はじめに 被団協・ノーベル平和賞を受賞―79年前の広島、長崎のできごと、今も世界の紛争で核の心配がされている。世界に警鐘を鳴らす機会と言える。当事者は高齢化し活動者が乏しくなっているが、高校生が被団協の活動に参加している由…

バードウォッチング No.101 事例から青い鳥の基本的な支援方針をまとめる

2024.10.15顧問 村瀬 No99, 100の2回にわたり「支援の枠組み」をまとめました。さらに、ある事例に即して支援の原則を整理してみました。改めて生活支援は、穏やかさの定着をミッションとすること、その原則的な視点に関係論があることを確認しておきます。 …

バードウォチングNo.100 支援の枠組み②

2024.9.30 顧問 村瀬 「支援の枠組み②」になります。①では、1)社会的な存在、2)生活支援の狙い、3)知的障害の生きづらさ、そして4)生きづらさの受け止め方に触れました。 ②では、知的障害の生きづらさに即してどう生活支援を進めるか、現場の実践的な視…

バードウォッチングNo99 支援の枠組み①

2024.8.23顧問 村瀬 生活支援の捉え方により、私たちの業務遂行の視点や奥行きのありようが変わり、力点の置き方が異なるものになる。現場感覚から生活支援の原則を整理しながら深めてゆきたい 間が空いてしまいましたが、職員研修資料を2回に分けて掲載する…

バードウォッチングNo.98 「エピソードを生み出す努力」

日野青い鳥福祉会2024.2.6 ☆苦しい胸の内 独白:“やる気と優しさがあれば福祉の仕事もできるだろうと思って入ってみた。ところがどうも、エピソードに取り組んでいると、考えても焦ってしまい、時間ばかりかかっている感じで・・・、うまくいかない・・・、…

バードウォチング No97 生活支援を振り返る

日野青い鳥福祉会理事 村瀬 知的障害があっても児童期、学齢期と歩みにつれて「できる」「分かる」ことが増えていき、自分のことができたり周りのことが分かってきたり、能力的な力の喜びを感じる頃合いを経ていく。年齢と共に遅れながらも生活圏が広がって…