バード・ウォチング NO39 バザー、大きな節目になりました

日野青い鳥福祉会 理事 村瀬

 

 11月4日(日)、パラパラ降り始め、11時には品物が濡れないようにテント内に取り込みが始まったり…、昨年の雨のバザーに引き続いて、ちょっと心配させられたもののなんとか持ち直して、バザーを終了することができました。お客様、ご近所の皆様、親の会会員、法人職員、関係者の皆様のお力を合わせて無事に、また楽し気なバザーになり、うれしく感じております。ありがとうございました。

 

  • 「いらっしゃいませ」―「ありがとうございました」(販売活動から)

 青い鳥バザーはともかく品数が豊富。リサイクルショップを経営していることで出張販売の売り出し感だけでなく、新品の多さも特徴。所狭しと物、モノ、もの。そして評判の焼きそばの旨さ、手際の良さは一見もの。味のしみ込んだ定番の“玉コン”を一緒に食べました。青い鳥パン+クッキー+飲み物+手作り作品とテントが連なって賑やかな店構えになっていました。露店の植木・野菜コーナー、「こんなにいっぱいの柿」と心配するほどでしたが食べ方の講釈と気のいいおまけで柿人気は大したもの。

 終わっての成果も天気が持っただけに好成績の一日でした。

  • 応援して、笑って、歓声が続いて(利用者イベントから)

 バザーの一角にイベントスペースを設けて、利用者の暮らしぶり、楽しみ方の一端を一緒に楽しむことにしました。

・その1 トイレットペーパー積み-バランスが難しい、手が離せなくなったり、積むことに一生懸命で2棟立てになったり、崩れて急いで積み直したり…。タイムアウトで「手を離して~」〝でも崩れちゃう″、手を離してお腹で支えたり・・・。ルールはともかく仲間の応援を受けて主体的に楽しむ姿がそこかしこに、この姿が元気の素。

・その2 ボッチャ-パラスポーツとして浸透、得点領域にボールを投げ込むゲーム。ボールがコントロールできずオーバーランしがち、1球ごとにみんなの声援を受けて、思わぬ転がり方に歓声が上がり楽しい雰囲気を生み出してくれました。

 各ゲームともお客様、ボラさん、家族、職員の参加を募りながら、笑いと歓声と拍手で一体感のある時間になりました。エンディングのジェンカもステップはなんのその肩つなぎでご家族を巻き込みながらバザー会場を一巡り、結構楽しくくたびれました。フェンスを飾った利用者絵画も折々に話題になっていました。

 

  • お買い物と楽しさと

 啓蒙活動と販売活動に加えて、利用者の暮らしぶりのご披露も加味されて、実際の姿に触れる機会を提供できた。これは地域社会の根の張り方の1つとして格好の催しであったと実感している。

 何はともあれ、11月の日暮れは早い、てきぱきと撤去やら、片付け、会場掃除と気持ちの良い清々しさになりました。お疲れさまでした。