2023.4.3
理事 村瀬
私たちの「生活支援」はいくつかの要素が絡み合って成り立ち、支援の質をより良いものにする力が働きます。生活支援のあり方を振り返ってみます。以下の循環を実感できているでしょうか。
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こうした各要素がリンクしつつ循環していることを自覚してゆきましょう。
この循環があって生活支援の質が徐々に上がってくると考えています。
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エピソードまとめを通じて全体像の把握が身近になり、実践的な支援計画に反映されます。その結果、「目に見える成果」として新たなエピソードが生まれます。
- さらに循環して螺旋階段を上っていくイメージで個々の歩みを描いています。
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そこで留意しておきたい点があります。
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「目に見える成果」とは、できる姿、分かる姿、問題が出ない姿という「行動に着目した結果」ではないということです。
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こうした点の大事さは否定しません。が、それ以上に「目に見えない気持ちを洞察する」ことで気持を肯定的に解釈でき、受け止められ、配慮が生まれ、生きやすさにつながるとの見方に立つものです。
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穏やかさ、楽しさ、満足感や意気揚々とした暮らしぶりを評価していく立場です。
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*「エピソード」について概略のまとめをしました。次に、日々出会う者として「私にとっての」エピソードを見つめ直す機会としてください。